土壌診断の目的
私達は土壌診断とは「土の健康診断」であると考えております。
我々人間は年に1回健康診断を行います。その目的は現在(いま)の自分の身体の状態をチェックするため。何事もなく健全であればそれでよし、もし何か異常が見つかった場合でもどこが悪いか判断ができ、早期に対処・治療をすることができます。
それは土壌に対しても同じことが言えると考えております。作物の生育基盤はあくまでも「土壌」です。土壌診断によって現在(いま)の土の健康状態をチェックし、そのままでいいのか、改善の必要があるのかを判断することが作物を作る上で必要となります。
一般的に土壌診断は施肥設計の目安として使われることが多いですが、
・どんなに最高級肥料を使っても、
・どんなに栽培技術があっても、
土壌の基盤が整っていない、土作りのできていない土壌では決して品質の高い作物を作ることはできません。ゆえに、“作物の生育基盤である土壌の健康を維持すること=安定生産につながる”と考えております。
弊社の土壌診断実績
弊社は近隣の会社の中ではいち早く、2019年から50年~60年前より“自社での”土壌診断を開始しました。近年では毎年2000点近く、様々な作物の土壌診断を行っております。
そのため、あらゆる作物の貴重なデータが蓄積されております。また、そのデータを基にして
- 弊社では“独自の診断基準値”を設置
- より実践現場に即した提案が可能
- 土壌の傾向に合わせて基準値の改変も検討 これらを可能としております。
資格保持者による丁寧な解説
弊社は農林水産省の土作り専門家リストに掲載されております。また、社内に土壌医や施肥技術指導員を配置し、土壌の化学性や現状を客観的に分析し、診断結果から土作りや施肥の適切な提案ができる体制を整えております
■土作り専門家リスト(北陸地方・東海地方) 農林水産省HPより抜粋
弊社は国から”土作り専門家”として認められている会社です。
・ 土壌医(土壌医検定1級)1名
・ 土作りマスター(土壌医検定2級) 2名
・ 施肥技術マイスター 15名